灘校 なぜ「日本一」であり続けるのか (光文社新書) | |
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「日本のお金持ち研究」などで知られる橘木俊詔さんの最新作です。
自身の出身校である灘校を取り上げています。
ただ、本人は、高校からの入学で、大学も東大に入っていないことから本流ではないと述べています。
灘校の特徴は、
・ 男子校、1学年200人、6年間の教科担任持ち上がり制
・ 入試科目に社会がない
・ 入学者の100%が塾で勉強してきた人
・ 関西の他校に比べ、東大志望が多い: 一番を目指す風潮
・ 国公立大学優先、私学軽視
・ 理系、特に医学系進学が多い
・ 東大+医学部進学が150人、その他が70~80人
・ 入学者の26%が父親が医師、22%が母親が医師、10%が両親とも医師
逆に、非東大+医学部進学組は、コンプレックスを感じ続けているようです。
でも、この本で取り上げられている社会的成功者(成功の定義が難しいが)は、在学中の成績もトップクラスではなく、非東大+医学部進学組が多いです。
僕が思う、灘校の一番の強みは、優秀な人たちとのネットワークが得られることなのかな。
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