2009年9月17日木曜日

「やるべきことが見えてくる研究者の仕事術―プロフェッショナル根性論」(島岡要)

やるべきことが見えてくる研究者の仕事術―プロフェッショナル根性論
やるべきことが見えてくる研究者の仕事術―プロフェッショナル根性論
羊土社 2009-08
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以前からブログを愛読している島岡要(もとむ)先生の著書です。

そのブログ(http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/)に影響された記事を過去に書いています。
Investigational Niche確立に全力を尽くすべき!
研究者が仕事をする上で知っておくべき10の原則(島岡 要)
カエルを食べてしまえ!(ブライアン・トレーシー、門田美鈴訳)

今回の本は、羊土社「実験医学」に連載されていた「プロフェッショナル根性論」がベースになっています。
人気なのかアマゾンでは、なかなか買えませんでした。

著者は、この本の中で、「新しいアイデアは、新しい組み合わせ」と書いています。
まさに、この本自体が「新しい組み合わせ」に思えます。
ビジネス書のエッセンスを「普通の研究者」人生にあてはめる、というのは新しい視点です。

下記の「研究者として仕事をすべき10の原則」は珠玉です。
自分の立ち位置とこれからの方向性を示してくれています。
また、落ち込んだときに元気づけてくれます。

この本は、「研究者の人生はアブストラクトとして数秒で消費される運命にある」
というショッキングな内容から話が始まります。
正論です。
しかし、著者の言うように、数秒でも世界中の人に消費される可能性のあることは素晴らしいことです。
論文をリジェクトされても、その数秒のために頑張ろうという気になりました。

研究者として仕事をすべき10の原則

1. 興味を持てる得意分野を発見する
「好き」よりも「得意」を戦略的に優先
得意だったことが、突然苦手になることは滅多にない
Strengths-based approach(SBA)仕事術
強みのある分野に最大の成長の可能性がある

2. 最初は自分で学ぶ
「問題発見力」の養成
”重要であるが緊急でないこと”に意識的にプライオリティーを置く
「マイルストーン=夢=目標」は、紙に書き、期限を決める
「マイルストーン=夢=目標」は、”重要であるが緊急でないこと”に該当

3. 師匠を持つ
高等教育においては、重要な学びは師匠―弟子という非常に個人的なレベルでの対話を通して起こってきた
弟子の成長目標は、いずれ師匠をこえることではなく、師匠とは違ったアングルで師匠以上のインパクトを世に与えること

4. 現場で恥をかく
恥を気にせず、ノイズを起こす
フィードバック力
評価を得たかったら、評価する
ネガティブなコメントの後には必ずオルタナティブ(改善のための方策)を提示
オピニオンではなく、アナリシスを
Significance, approach, innovationの3つの観点より、長所2つ、短所1つを見つける
長所#1→短所(room for improvement)→長所#2
フィードバックは与えられた時間内で、その仕事を最大限に改善できるもの
今から私が言わんとすることは、本当に言う価値のあることなのか?

5. 失敗を恐れつつも、果敢に挑戦する
人生には2種類ある: 失敗も成功もしない人生、失敗もするが成功もする人生

6. 自分の世界で一番になり成功体験を得る

マイクロマーケティングの手法
自分を価値のある交換不可能なものにする
"Dip"を乗り越え、scarcity(希少価値)を享受する
研究者の評価は、論文数・インパクトファクターに比例してグローバルに行われる訳ではない
それぞれの小さな専門領域での研究者間相互評価(ピアーレビュー)にローカルに認知されたものが、次のステップに進む
どんな小さな世界でもトップパフォーマーは周りから尊敬され、頼りにされる
環境が人を作り、最初は凡人でも風格と人脈が形成される
そこから、次のより広い世界への可能性が開かれる

7. 研究者としての自信をつける

1分で語れる自分のキャリアと研究のサクセスストーリーを作る
データや意見でなく、あなたのストーリーが聞きたいのだ!
・ 生き生きと語る
・ 信憑性/正統性をもって語る
・ 意味づけを語る (例 社会との接点)
調子のよいときに大きく進み、悪いときにはじっとしている
プレゼンテーションの目的は、テイクホーム・メッセージを聴衆に確信してもらうこと
研究すべてを理解してもらうことではない
スライド10枚、20分、テイクホーム・メッセージを3回入れる
テイクホーム・メッセージは、1つのプレゼンに1つ

8. 井の中の蛙であったことに気づき、打ちのめされる


9. すべてを知りことは出来ないことを理解する

無知の知
「知恵」はネット上になく、人の中にしかない
知恵とは、情報・知識を経験に基づいて意味のある形につなぎ直し、活動の目的にあった形にパケージし直されたもの

10. それでも、自分の新しい見識を常に世に問うていく

研究者にとっても名刺=サーチ結果(PubMed+Google)=原著論文+ブログ
ブログ=知的生産装置+信用創造装置+メンタルトレーニング
ブログでアウトプット(自己表現:人に見せるために、自分で考えてものを書く)
ブログを始めると、アウトプットを原則としたインプット
ブログで打たれ強さを養う
情報化社会での効率的な仕事の仕方とは、
× 1人で時間をかけて完璧に仕事を仕上げる「職人的」取り組み
○ 短時間で不完全でもよいからたたき台を作り、他人に提示して多くの批判・コメント・フィードバックを元に改善していく、「他人を巻き込むダイナミックな」取り組み
実名の方が、ネットとリアルをストレートに結びつけられ、「個の信用創造装置」をリアル世界で生かせる

創造性とは
同一の発見・発明が同時に独立してなされる現象=multiple independent discovery, multiples
発見・発明とは、社会に集積された集団の叡智がある一定のレベルに達することにより必然的に起こる
創造性とは、必然的に起ころうとしている発見を誰よりも早く掴み取る「効率の良さ」のこと

2009年9月12日土曜日

「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」(山本ケイイチ)

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star「継続は力なり」を身をもって体験できた
star筋トレは好きじゃないけど
star運動の基礎知識とフィットネスの紹介本

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ずっと以前に読んだ本ですが、記事にしていませんでした。
今回、再読してみました。

著者は、自衛隊上がりのフィットネス・トレーナー山本ケイイチさんです。

なぜ一流ビジネスパーソンは、体を鍛え続けるのか疑問でした。
それは、メンタル面によい影響を与えることが理由でした。
リフレッシュ、打たれ強さ、ポジティブ・シンキング、クリエイティビティ、集中力・・・

僕も水泳を始めて3年弱ですが、メンタル面でよい影響が驚くほどあります。
そして、有酸素運動の中毒性なのか、疲れていても泳ぎたくてうずうずしてしまいます。

ビジネスアスリート
一流ビジネスパーソンは体を鍛えている人が多い
「筋肉」も将来的に大きなリターンを生む自己投資
鍛えた体は金で買えない、現代には数少ない短絡的でないもの
礼儀正しい所作が一番かっこいい
必要最低限の音しか出さない
首尾一貫感覚(sense of coherence): 有意味性、把握可能感、処理可能感

体を鍛える利点 = QOL向上
メンタルタフネス(打たれ強さ)が向上
ポジティブになれる
気持ちの切り替えが上手になる
クリエイティビティを高める
直感力・集中力が高まる

目的は「続ける」こと
半年続けば、半永久的に続けられる

動機の4分類
① 流行系
② メタボ系
③ もてたい系
④ コンプレックス系

筋肉を成長させる3条件
① 機械的破壊 → 超回復
痛みが残るトレーニングが必要
② 成長ホルモン分泌
夜11~12時、深夜2~3時に分泌
③ 適切な負荷

有酸素運動
20分以上、持続的運動をすると脂肪酸がエネルギーとして使われる
活性酸素 → 老化を加速
リフレッシュ効果大 → クセになりやすい、やらないと落ち着かない

「筋肉は暴走する」
筋肉を鍛えることには中毒性あり

2009年9月9日水曜日

ノーベル賞の取り方とアクセプトされる論文の条件は同じ

論文がリジェクトされました。
レビュアのコメントは、「新規性が欠如している」ということでした。

ここで思い出したのが、坪田一男教授の本に、ノーベル賞の取り方です。
再読「理系のための人生設計ガイド」 (坪田一男)

それをまとめると、以下の3つです。

① 新規性: 新しいことを見つけたこと
② 発展性: そこからどれだけ新しいサイエンスが発展したか
③ ニュース性: そのときの流行、ファッション

論文がアクセプトされるかどうか、というのも同じですね。
時流に乗っていれば、ネガティブ・スタディでも、まあまあよい雑誌に載ったりしています。

今回の論文には、上記3条件があまり当てはまっていないです。
なので、比較的「よい」雑誌にアクセプトは難しいですね。
これらを意識しながら、論文のテーマを設定することが重要だと実感した次第です。

メトロ有楽町駅の若い女性の行列は?

帰宅時に、気になっていたことがあります。

東京メトロ有楽町駅に若い女性が列を作っているのです。
男は1人も見たことがありません。
それも何かの店から続くというのではなく、断続的に整然と並んでいます。

そこで気になって、ネットで調査してみました。

結果から書くと、帝国劇場でやっているジャニーズ系「ドリームボーイズ」のおっかけです。
演出は、ジャニー喜多川です。

これで、納得しました。

2009年9月6日日曜日

通勤かばんを衝動買い「MANHATTAN PASSAGE」

東急ハンズで通勤かばんを衝動買いしました。

高校2年のときから、吉田かばんLuggage labelのショルダーバッグを使っていました。
途中使っていない時期もありましたが、かれこれ10年は使っています。
そのかばんのストラップ部分の金属が破損してしまい、応急処置を施し、だましだまし通勤に使っていました。

今回、東急ハンズに別件で立ち寄るとかばんコーナーがあり、そこにあったショルダーバッグを気に入り衝動買いしました。
MANHATTAN PASSAGEという名前です。
その中の’City Trail’という12600円のものです。
「マンハッタン」と付いていますが、日本のメーカーの製品で、中国製です。
http://www.leisure-products-inc.com/

買った理由は、以下の3点。

① マンハッタンに敏感になっていた
マンハッタンが舞台のアメリカのドラマ「フレンズ」で英語を勉強していて、「マンハッタン」が気に入りました。
英語脳=海外コメディ×iPOD×通勤時間

② 軽い
600gです。
今までのショルダーバッグは、かばん自体が重く、通勤に疲れていたので、軽いかばんを探していました。

③ A4が縦に入る
仕事の資料は、ほとんどがA4です。
A4が縦に入った方が、書類を探しやすい気がします。

吉田かばんは、その場で修理に出しました。
10年で、修理2回目です。

2009年9月2日水曜日

週に3キロ泳いでいます

プールの半年定期券を17,000円で購入しました。
この値段は、週に2回行かないと元が取れません。

今までのプールの開いている時間に制限がありました。
よって、週1回土日のどちらかに2キロ泳いでいました。

今のプールは夜22時までやっています。
その時間までやっていれば、平日でも泳ぎに行けます。
よって、週2回1.5キロずつ、合計週3キロ泳いでいます。

今のプールは、上級者が多い印象です。
刺激になります。

2009年8月31日月曜日

東大の印象

本郷の東京大学に用事があって行って来ました。

学生時代にちょっとだけ来たことがありますが、そのときのことはちゃんとは覚えていません。

今回の印象は、「こんな環境で大学生活を送りたかった!」です。
立派な建物と余裕をもった配置、緑の多い環境、さまざまな催事、、、、「知の殿堂」って感じでした。
僕の中での「大学」のイメージにぴったりでした。

入学すれば、すぐに慣たり、不満が見つかったりして、そんな感慨も全く抱かなくなるのでしょう。
でも、訪問者として見る分には、うらやましかったです。

深く考えず、今すぐ試してみろ!「仕事は楽しいかね?」(デイル・ドーテン、野津智子訳)

仕事は楽しいかね?
仕事は楽しいかね?Dale Dauten

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star内容は簡単だが、実践は難しい。楽しむ方法を考えれば何とかなる?
starすばらしい内容でした。
star目の前の出来事からビッグチャンスを見出す方法

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物語スタイルになった自己啓発本です。
2時間ほどあれば、読めます。

ストーリーは、空港で缶詰めになり、そこで会った老人から人生を教わる、という極めてベタな展開です。
しかし、内容はいくつかはっとする語句がありました。

一言で言うと、

深く考えず、今すぐ試してみろ!

ということ。
  • 人生は、1つのくだらないことが何度も繰り返される
  • 試してみることに失敗はない
  • 明日は今日と違う自分になる
  • みんな、人生のある時点で仕事に対する目標を変えた人たちだ
  • 偶然は発明の父
  • 他人を凌駕する人材になることを、他人と同じ人間になることで達成しようとしている
  • この場で、直ちに始める
  • 人は変化は大嫌いだが、試してみることは大好きだ
  • 解決策は後から振り返ってみると、簡単に見つけられそうに思える
  • 新しいアイデアは、新しい場所に置かれた古いアイデア

2009年8月30日日曜日

散髪は、1.5か月に一度の贅沢

散髪に行きました。

今まで2100円の安いところに行っていました。
引っ越した後は安いところが見つからないので、4000円のところにしました。

1900円高い訳ですが、サービスが違います。
  • カットが非常に丁寧 (今までは、とても雑だったんだなと実感)
  • 比較的しっかりマッサージ (今までは、器械で適当にされていた)
  • 顔そりもまんべんなく (今までは、額~目の外側~頬骨のあたりがすごく適当だった)
僕にとっての散髪の位置づけは、グルーミングによる「リラックス」です。
マッサージに行くのと似たような感覚です。
実際、今回うとうとしてしまいまいた。

1.5か月に一度の贅沢にしたいです。

2009年8月29日土曜日

今から使える「わかりやすく〈伝える〉技術」(池上 彰)

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テレビで見たことのある池上彰さんの「わかりやすく伝えるノウハウ」です。
長い間、マスコミに身を置いていただけあって、短い時間で正確に伝えるワザが書かれています。
上司への上申、パワポでの学会発表で使えます。

3つのルール
① 聞き手に「地図」を
② 内容の見える化 =対象化
③ 話の「柱と枝」作り =階層化

リードをつける
短い文章で、中身を説明
あらかじめ、「話の地図」を渡す

記事は逆三角形
1.  こういうことがありました (リード)
2. 詳しくは、こういうことでした (本記)
3. それはこういう理由でした (理由、原因)
4. 警察などが調べています (見通し)
5. ちなみに、こういうこともありました (エピソード)

短い文にすれば、文章がうまくなる
接続詞をなるべく使わない →より論理的な文章
◎「これから○○します」 ×「これから○○したいと思います」

パワポは、一目でわかるように
1枚40秒
文の形は避ける
何でも3つにしぼる →「三の魔術」

期待を裏切ること
最後に、冒頭のつかみに戻る →聞き手の腹に落ちる

アイスブレイクは、すべってもよい

わかりやすい説明は、常に具体的

キーワード力
聞き手がメモを取りたくなる言葉を、つかみに

どの分野でも成果が上がると思う「月収1万倍仕事術」(大坪勇二)

手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術
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star保険営業マン必見
star意外と参考になりました

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ソニー生命で完全歩合制で生命保険を売っていた著者の仕事術です。

どうやって営業の成果を上げるかについて書かれていますが、
著者の方法を用いると、どの分野でも成果が上がると思います。

結果よりも行動にフォーカスするというのが、一番のポイントです。
いろんなことを同時に、大量行動する。

そのために、5つのツールが紹介されています。
これを同時に使います。
① 16分割週間スケジュール帳
② 1日20ポイント獲得シート
③ 1日10分・目的書くだけシート
④ 人生右肩上がりマップ
⑤ キラートーク大辞典

① 16分割週間スケジュール帳
1コマ2時間、1日4コマ、4日間(予備日1日)
行動の時間と考える時間を明確に分ける

② 1日20ポイント獲得シート
ポイントを稼ぐことにフォーカス
狩猟型→農耕型
客は商談のかなり早い時期に意志を固めている
ランチェスター弱者必勝の戦略(竹田陽一) →「必勝エリア」を作る
・ 範囲を限定し、極力そこから出ない
・ エネルギーを集中し、その範囲でシェアNo.1を目指す
個人2回、法人2年

③ 1日10分・目的書くだけシート
着手しただけで、褒めてあげる

④ 人生右肩上がりマップ
混乱を引きずったまま仕事をすると、生産性に悪影響を及ぼす →1時間のうち40分は立ち止って考えている
マインドマップ
「ひとり作戦会議」=週に1日、自分を整理する日、心の燃料補給
1枚目:不安、2枚目:不安の解決法、3枚目:今やりたいこと

⑤ キラートーク大辞典
気に入ったフレーズを貯める

うちの病院に成績のよいMRさんは、毎日のように顔を出しています。
医師も、何かあったらあの人に頼もうという雰囲気です。
まさに、「必勝エリア」を作ることができ、業績が上がったのだと思います。

この手帳が欲しいと思ったら31500円で売ってました。
http://www.otsubo7.com/bv/
さすが、商売人です。

シートだけなら下記からダウンロードできます。
http://www.1manbai.com/1manbai_refill.html

2009年8月23日日曜日

長良川の鵜飼い(岐阜市)

岐阜の長良川で、鵜飼いを見ました。

「鵜飼い」は、実際の鵜を使った漁だけではないことを初めて知りました。

鵜飼いの船は、花火が上がった後に登場します。
それまで1時間ほどは、飲み食いをしながら、歓談します。
途中、焼きたての鮎を船で運んでくれます。
芸者を乗せた船もあります。
踊り子だけを乗せた船も往復します。
トイレ船もあり、トイレにも困りません。

つまり、「鵜飼い」は伝統的な鵜を使った漁がトリを務める水上総合エンターテイメントだったです。

初の自分が講演する講演会

生まれて初めて、自分が講演する講演会に行って来ました。

と言っても、3人の演者のうちの1人で、呼んでくれたのは元同僚なのですが。。

勉強になったのは、他の演者のしゃべり。
やはり、何回も講演会をしている人の講演は、一日の長がありますね。
特に、しゃべり方、声のトーン。

今まで、一般演題とそれに類似するパネルディスカッションしか口演したことはありませんでした。
一般演題では「時間<内容」のことが多いので、早口になってしまいます。
基本的には、「自分のためにしゃべっている」感じになってしまいます。

逆に講演では、「聴衆のためのしゃべり」が必要です。
比較的ゆっくり相手が付いていけるしゃべりです。
内容盛り沢山よりも、じっくり説明し、1つでも何かを得て帰ってもらうのを目的とします。

あと、今回感じたのは、初対面の先生とも仲良くなれるということ。
特に、質問してくれた先生とは、距離が一気に近づきますね。

2009年8月16日日曜日

2009年のバリュー、ミッション、ストラテジーを書き出してみた

坪田一男先生の本を再読していて、自分のバリュー、ミッション、ストラテジーを書き出した方がよい、と思いました。
再読「理系のための研究生活ガイド」(坪田一男)
再読「理系のための人生設計ガイド」 (坪田一男)

Value
自分のペースで生きること

Mission
癌の診断・治療に革新をもたらすこと

Strategies
1. 専門ニッチ分野で最高の業績をあげること
2. 経済的・時間的に余裕をもつこと
3. 肉体的・精神的に健康を保つこと

自分のしたいことは、このブログに書いていることなんだ、と実感。

そのバリュー、ミッション、ストラテジーを中心に、マインドマップを描きました。
すると、とても気持ちよい!
すっきりしました!

しばらくは、これらを指針に生きていこうと思います。

再読「理系のための人生設計ガイド」 (坪田一男)

理系のための人生設計ガイド (ブルーバックス)
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再読「理系のための研究生活ガイド」(坪田一男)に引き続いて、坪田一男先生の「理系のための人生設計ガイド」を読みました。

2008年5月に読んでいて、1年3か月ぶりです。
前回記事: 理系のための人生設計ガイド (坪田一男)

「理系のための」シリーズを連続して読んでみて感じたことは、「研究生活ガイド」よりも格段に”社会とのかかわり”に重点が置かれているということ。
一段階、高い山に登っています。

例えば、
・ 世界中の研究者や他分野の専門家との人的ネットワーク
・ 会社、NPO、学会などのインフラ
・ 慶応の教授就任を期に、医学教育

他に面白かったのは、「母校の教授になるために」の部分。

まず、将来のキャリアは、進学する大学院と研究室を決めた時点でかなり決まってしまう、ということ。
僕も今なら、確かにそう思います。
恐ろしいことですが、どのボスの下で働くかというのは、とてもとても重要なことだと最近実感しています。

選ばれるための5つのポイント
1) 高い業績: 論文(専門誌よりも一般誌)、パテント、教育実績、臨床実績
2) 海外で高い評価
3) 多くの科研費
4) 他の教授・先輩から評価
5) プレゼンがうまい: 強い分野は「これまでの実績」、弱い分野は「これからの夢」

唯一の違和感を感じたところは、理系 vs. 文系の対立軸です。
理系は研究バカで、文系はコミュニケーション上手というのは、当てはまらないと思います。

今回読んでみて、自分のバリュー、ミッション、ストラテジーを書き出してみました。
書き出してみると、とてもすっきりして、気分よいものですね。
書き出しただけで、書き出したことが叶いそうな気になってきます。

2009年8月15日土曜日

口演の質疑応答: 質問想定集の重要性

院内のちょっと分野が違う人たちを前に、口演をしました。

質疑応答のところで、ポイントをついた質問が多く、あまりうまく答えられませんでした。
後から「ああ言えばよかった・・・」と思っても、後の祭りですね。

今回学んだことは、「質問想定集の重要性」です。
今回うまく答えられなかった多くの質問は、「自分も疑問に思っていた」ことや「薄々感じていた」ことです。
それらをちゃんと文字にしていなかったことが敗因と思います。
今後は、ちゃんと想定質問集を作ります。

今回の口演、2日前の依頼で断ることもできたのですが、
迷ったときには、より新しいこと、よりリスクが高めなことをやってみる
「起きていることはすべて正しい」(勝間和代)
の精神で受けました。

修業中は、むしろ積極的に恥をかくという姿勢が必要だと思っています。 

2009年8月9日日曜日

再読「理系のための研究生活ガイド」(坪田一男)

理系のための研究生活ガイド―テーマの選び方から留学の手続きまで (ブルーバックス)
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久しぶりに坪田一男先生の本を再読しました。
理系のための研究生活ガイド(坪田一男)

12年前の1997年に出版された本なので、ちょっと古い部分もありますが、再読しても新鮮でした。

何はともあれ、価値観(Value)と使命(Mission)を掲げることが最重要。
でも、これが一番難しい。

● 研究者の条件:「数学者の言葉では」(藤原正彦)
①知的好奇心があること
②野心があること
③しつこく迫ること
④楽天的であること
+⑤コミュニケーション能力が高いこと

● ボスを選ぶ条件
同じ実力なら、よい師匠についている方が強い
→ 医学界は上からの”ひき”が大切
我以外みな師(吉川英治)
人生の師匠 iBD社 伊藤守 iBD=it’s a Beautiful Life

● 研究テーマ
早くトップになれるテーマを選ぶ
社会的に価値のあるテーマを選ぶ
発展性のあるテーマを選ぶ
流行(ファッション性)を取り入れる
受ける=皆が面白いと考える、皆が大事だと考える

● コミュニケーション
1対1では、声を掛け合うことが大事
「タクシーの会話」:コミュニケーションを行ったこと自体に価値がある
→コミュニケーションは内容でなく、キャッチボール自体に価値がある

● パソコン
シンプルに使う
①ワープロ
②データベース
③コミュニケーション・ツール
インターネット=コミュニケーション・コストが安い
バックアップをとる:家に2台、病院に2台、シンクロするためにプローバードライブ(光ディスク)

● 「超」読書術
本=メタ理論のパッケージ、しかも安価
メタ理論:ひとつひとつの情報を包括的に説明できる理論・情報
本を通して必要な情報を得る(インプット)→それを理解する(データプロセッシング)→使いこなす(アウトプット)
読書ファイル:EndoNote Plusで作る

論文の読み方は二通り
①研究テーマに関する論文を過去にさかのぼって検索し、読む
②ジャーナルの最新号を読む
読むジャーナルが知識体系のどの領域に属するか見定める(狭義の専門分野→広義の専門分野→医学→生物学→科学)
「読んだ文献ファイル」:EndoNote Plusで作る

● 知的時間管理法
二八の法則:2割の人が8割の売り上げをあげる、2割の決まった人が8割の事故を起こす
→16時間起きているとすると、3.2時間で1日の仕事の8割がこなされてしまう
この時間帯に仕事場にいれば邪魔されるのなら、場所を変える
この時間を失ったら自分のやりたいことはこの人生ではできないと思うぐらいの悲壮感が必要

● 体調維持術
定期的に運動をする
神様は運動をしないと幸せにならないようなシステムを体の中に組み込んだに違いない
機嫌がよくなる、脳内ホルモンが変化する

● 論文を書くコツ
いい情報を集める(インプット)作業とそれを論文にする(アウトプット)作業は、全く別の能力
・ インプット (テーマ選択、情報収集)
・ プロセッシング (実際の研究)
・ アウトプット (発表)
Authorの種類
①First author:論文を実際書く
②Second author:その論文の手伝いを最もした
③Co-author:限られた範囲で手伝った
④Last author:その論文の指導者
楽しく研究していくのは、お互いの論文に名前を入れ合うというのもひとつの方法

● 学会発表
◎スライド
①図と写真を多用
②1枚のスライドの説明文は5行以内
③結論は、わかりやすくまとめた図表に

◎内容
①焦点を絞る
②なぜこの研究をはじめたか説明する
③この結論から言えることは何なのかを明確にする

◎話し方
①大きな声でわかりやすく
②講演原稿は読まない
③聴衆の目を見て話す

「発表の技法」(諏訪邦夫、ブルーバックス) ベストセラー
発表できる内容は理解している十分の一→内容を掘り下げて理解する必要がある
発表内容を掘り下げるには、学会発表までに原著論文を書いてしまう
学会前に論文が仕上がらないのなら、演題を提出しない
①興味のピークにある
興味のピークを過ぎて論文を書くのは、去年の夏休みの宿題をするようなもの
②知識のピークにある
恥をかきたくないという大きなモチベーション
知識のピークを過ぎて論文を書くのは、変身後3分以上たってエネルギーレベルの下がったウルトラマンが戦うようなもの
③能率的
④パフォーマンスがよい
⑤研究発表の本質である
研究の本来の発表の場は、英文論文
研究の本質から見た場合、学会はおまけである
学会発表をしても、論文を書かなければ、本当に発表したことにならない

● 招待講演のポイント
①自分の仕事を話すこと
総説ではなく、自分の研究内容で勝負
②ジョークを1つか2つ入れること
日頃から意識しておく、ネタ帳
③おまけの仕事と割り切ってリラックスすること
自分の研究成果は論文で発表するのだから、招待講演はおまけ
④反省を次に生かすこと
時間をかけて磨きをかけてゆく

● 一般向けの本を書く
印税:低下の10%
名刺代わり:一般社会に向けて自分の考えを表明できなければ、名刺を持っていないのと同じ

● 絶対に留学するテクニック
「留学したい!」と大声を上げる

● 研究費集めのノウハウ
秘書を自腹で雇う
自分の業績に関心をもつ
英文論文(原著論文、総説)
業績目録を作る: 年に一度は業績目録を作成し直す
研究チームには共通メディアが必要(壁新聞のようなもの)
インパクトファクターが1の雑誌に載せるのに、研究費100万円かかる(科学的根拠はない)
→研究の効率を考える

深いプール

新しいプールに初泳ぎに行って来ました。

今までは、中学校の温水プールの一般開放を利用していました。
これからは、総合スポーツセンターのプールです。

便利な点は、
・ 今までは、時間入れ替え制だったのが、いつでも入れるようになった
・ 早朝から深夜までやっている
・ 自転車ですぐ

マイナス点は、
・ 料金が100円アップ(定期は月7回以上行かないと元とれない)
・ 水深が深い(最大水深160cm)

水深が深いと、何となく推進力が得られにくい気がしました。
その分、今までと同じ2100m泳いでも、疲れてしまいました。
また、壁をキックして水面に上がるまでの感覚も違って、今までよりも深いところを泳いでいるようです。

何回か通うと慣れると思います。

2009年8月5日水曜日

個人事業を開業しました!

下記の本に影響を受け、個人事業を開業しました。
事業開業に挑戦することにしました『「無税」入門』(只野範男)

「医学情報提供サービス」です。
「事業の概要」のところには、「書籍、講演、ウェブサイトを通して医学情報と研究者支援情報を提供する」と記載し、受理されました。
今まで雑所得だった印税などを事業所得に変えようと思います。

確定申告が楽しみです。
どうなることやら!?

2009年8月2日日曜日

引っ越し

引っ越しをしました。

引っ越しは、①荷造り→②搬送→③荷ほどきの3つの工程から成ります。
今回は①荷造りと②搬送は、業者に依頼したので、比較的楽に終えられました。

問題は③荷ほどき。
引っ越し前にモノをだいぶ捨てましたが、それでも段ボールの山脈ができてしまいます。
さらに、荷造りのときに取捨選択する時間がなかったものについては、荷ほどきのときに取捨選択するので、さらに時間がかかってしまいます。
新しい家に合わないものは捨てて新しく買おう、という欲望も出てきてしまい、片付けが進みません。