ビジネス書その1
一生モノの人脈力
1年ほど前に読んだ本です。
英語のタイトルは"Never Eat Alone"で、とてもキャッチーです。
確かに人脈は、学歴や経歴を超えるものだと思います。
本田直之さんの「レバレッジ人脈術」にも同じこと書いてあったのを思い出しました。
以下、読んでいて、心に残った部分です。
自分が足りないことばかりです・・・
輝かしい学歴も華々しい経歴も“良い人脈”にはかなわない!
● 人脈は筋肉と同じ、使えば使うほど強くなっていく
職業的地位の高い人はお互いに助け合っている
自分の成長を手助けしてくれる人がいないのも、貧しさのひとつ
「自分でがんばる」のは大まちがい
自分から進んで他人に助けを求める必要がある
自分が得た以上のものを相手に与えよう
誰かを助ければ、きっとその人もあなたを助けてくれる
リーダーとしての評価は、チームの業績や部下の仕事ぶりによって決まる
部下が私のために働いているのと同じように、私も彼らのために尽くさなければならない
「メトカーフの法則(Metcalf’s law)」:ネットワークの価値はユーザー数の二乗に比例
● 人脈は必要になる前に築いておくもの(保険と同じ)
● 人脈づくりに下調べは欠かせない
発対面の会話の目的は、行きずりの出会いを友情に発展させること
● なかなかアポがとれないとき
自分のしつこさを詫びるのはよくない
何事もなかったかのように本題に入り、相手に気まずい思いをさせない
面識のない相手に電話するときは、必ず業務時間外にかけるようにする
● Never Eat Alone
引きこもってはいけない
スケジュールが許す限り、会議・イベント・付き合いの場に顔を出そう
● フォローアップが鍵
フォローアップでは、あなたが相手のためにしてあげられることを強調する
ポイント
・必ず感謝の気持ち
・相手とかわした会話の内容に触れる
・約束を文字にして確認
・相手に会った後できるだけ早く送る
・紹介者にも感謝を伝える
● スーパーコネクター
どうやって就職先を見つけたか
・56% 個人的なコネ
・19% 求人広告などの正式ルート
・10% 直接企業に応募
「弱い絆の強さ」:顔見知り程度の知り合いの方が、人脈としては大切
「世界は6人でつながる」:スタンリー・ミルグラム 1967年 大半がある特定の人を経由→スーパーコネクター
● 「ジョハリの窓」:心の窓
内向的な人はあまり開けておらず、外交的な人は大きく開けている
自分と相手が同じぐらいの窓の開き具合であれば、コミュニケーションが円滑に進む
ビジネスの場で確実に目立つのは、ありのままの自分をさらけ出すこと、特に弱み
● ピンギング:さりげなく短い挨拶を送る
「成功の80%は、とにかく顔を出すこと」(映画監督ウッディ・アレン)
人脈のランクわけ
・プライベート
・顧客
・見込み客
・重要な仕事相手
・憧れの人
誕生日は特別な日と刷り込まれている→誕生日にピンギングが効果的
● この人とランチを食べたいか?
「エアポート・クエッション」
人間は好きな相手と仕事をするだけでなく、自分を高めてくれそうな相手を選ぶ
アイデアを出す仕事だけは、アウトソーシングできない
専門家になりたいのなら、まず自分が教える立場になろう
ネットワークにとって貴重な存在となるために、
①最先端の情報を仕入れ、トレンドとチャンスを分析
②一見バカげた疑問をもつ
③自分の強みを知る
④絶えず学ぶ姿勢で
⑤心も体も健康に
⑥新しい経験をする
⑦絶対に諦めない
⑧最新技術に詳しくなる
⑨ニッチ分野を探す
⑩利益を追う
● 「自分」というブランドを作る=セルフ・ブランディング
私たちは皆「自分」というブランドである
ブランドは、
・信頼できる独自のアイデンティティ
・説得力のあるメッセージ
・あなたを目立たせ、周りに多くの人を引きつけてくれる
今の仕事にどう付加価値を付けるか
「私は入社初日から誰もやりたがらないプロジェクトを手がけよう、他人が思いつかないプロジェクトを始めようと必死に努力した」
ブランド自立3つのステップ
①PBM(パーソナル・ブランディング・メッセージ)を作る
他人にどんな人と呼ばれたいか
②パッケージデザインを考える
服装、話し方、名刺
③自分のブランドを宣伝する
● メンタリング
自分を取り繕ったり、実際以上に知識があるように見せたりしなかった
目上の人と付き合うには自分も背伸びしなければならないと思う人が多いが、そんなことをすればかえっての墓穴を掘る
メンタリングでは、「お互いの実益」と「相手への思い入れ」の双方が求められる
単に自分を指導して欲しいと頼むのではなく、何か代わりに差し出せるもの(仕事、忠誠)が必要、まず相手を助けること
まず相手に、こいつに投資してみようと思わせなければならない
● 人生は旅ではなく、キルト
→自分はどんなキルトを残したいか
公私のバランスではなく、自分が好きな人たちに囲まれて生きるべきである
大切なのは、仕事でも会社でも最先端技術でもなく、人間だった
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