2009年2月28日土曜日

横浜でいとこの結婚式

今年度4つ目の結婚式 or 結婚パーティです。

横浜でいとこの結婚式でした。
母方のいとこは8人いるのですが、結婚は2人目です。

新郎新婦はフォルクローレという南米アンデスの音楽で知り合ったそうです。
新郎新婦のケーナサンポーニャ演奏を中心とした生演奏がありました。
素朴な音楽ですね。

久しぶりにあった親戚も多く、なかなか楽しかったです。
残り6人の結婚式が楽しみです。

2009年2月24日火曜日

水泳そろそろ2年: 継続は力

水泳に毎週通い出して、そろそろ2年になります。
精進すれば大迫力!: 水泳そろそろ1年

この1年でもかなり成長しました。
今現在は毎週2000m泳いでいますが、1年前はちょうど1000mです。

距離も延びましたが、他にも、
  • 上腕、肩、大腿の筋肉が明らかについてきたこと
  • バタフライ50mが比較的楽に泳げるようになったこと
  • 300m(バタフライ50m、背泳ぎ50m、平泳ぎ100m、クロール100m)は休みなしで連続して泳げるようになったこと
などの成長に気付きます。

継続は力ですね。

また、水泳キャップは1年半でのびのびになり、泳ぐのに支障が出ることもわかりました。

2009年2月20日金曜日

ブライドタッチをマスターしたい!「Keyboard Master Ver.6~思考の速さでキーを打つ~」

ビジネス書その1


Keyboard Master Ver.6 ~思考の速さでキーを打つ~


ブライドタッチの基本をわかりやすく教えてくれますソフトです。

現代は文字を「打つ」時代なので、ブライドタッチができないと大きな時間の損失です。
ブライドタッチは、すごくレバレッジの利くワザだと思います。

今までは我流でやってきましたが、今後は型通りやってみます。
まずは、忘れずに基本のポジションからタイピングを開始することですね。

2009年2月19日木曜日

新型インフルエンザH5N1がこんなに恐ろしいとは思わなかった


国立感染研の研究員である岡田晴恵先生の講演に行ってきました。

演者の岡田晴恵先生は薬学部卒で、現在は国立感染研の研究員として田代眞人先生の下で働いておられます。
新型インフルエンザについては、日本の最前線におられる1人です。

また、岡田先生は日本ペンクラブの会員で、感染症、特に新型インフルエンザについてたくさんの著書があります。
岡田先生の講演は、非常に熱がこもっていて、「強く叫ばれている」という表現を地で行くしゃべり方でした。
岡田先生の思いが伝わり、とても印象に残った講演会でした。
新型インフルエンザについてよく知らなかったのですが、その怖さや準備の必要性がよくわかりました。

新型インフルエンザとは
  • トリインフルエンザが変異して、ヒトからヒトへ強い伝播力をもったもの (トリ型インフルエンザが種の壁を越え、感染効率が高まりヒト型になったもの)
  • 過去27年に1度パンデミックを起こしている(スペインかぜ、アジアかぜ、香港かぜ)
  • 1968年の香港かぜ以来起こっていないのは、トリインフルエンザが原因だとわかっていて鳥をどんどん殺しているから
  • 次はH5N1やH9N2などの可能性が挙げられている
  • "if"ではなく"when"の問題
新型インフルエンザH5N1
  • 新型インフルエンザとしてパンデミックを起こす一番可能性が高いのが、H5N1
  • すでにトリでは猛威をふるっていて、5億羽が処分されている
  • 強毒型
  • ヒトでの感染は現在までに404人、致死率63%(37%~88%)
  • トリ→ヒトだけでなく、ヒト→ヒト感染もすでに報告されている
  • 感染は40歳以下に多く、10代・20代の致死率は70%に達する
  • 「インフルエンザ」とは異なる新しい重症疾患
  • 上気道感染だけでない
  • 全身疾患+サイトカインストーム
  • ウィルスは全身から検出される
  • 多臓器不全、ウィルス性肺炎、ARDS、腸管感染(下痢)、脳炎、心筋炎、鼻出血、歯肉出血、胎盤胎児感染
  • ウィルスは、咽頭、肛門、便、尿、血液から採取可能
  • 不顕性感染はない
  • 潜伏期間4日
  • ウィルス排出は潜伏期間中から2週間 →検疫でひっかけられない
  • 感染経路は、飛沫感染、経口感染
  • 治療は、タミフルの48時間以内の投与
  • 1日4錠を10日間(通常量の倍、通常期間の倍)
  • 予防投与は1日1錠
  • 1日以内だと100%助かっている
  • 飲んでいない人はほぼ全員死んでいる
  • ARDSなどに対するステロイドパルスは禁忌
パンデミック
  • 3波あり
  • 日本の死亡者数は厚生労働省の推定(17~64万人)よりも多く、弱毒型210万人、強毒型650万人?
  • 致死率2割で感染者・死亡者が最大に
  • 致死率が高い方が感染が広がりやすい訳ではない
  • 空港は4つに限定(成田、関空、中部、福岡)
  • 結局、重症・軽症に関わらず自宅療養
  • 水・食糧は2か月分備蓄
  • 15歳以下にのためにアセトアミノフェン備蓄
  • マスクは1人25枚備蓄
ワクチン
  • 鶏卵を使って作成するので、鶏卵が律速段階
  • パンデミックワクチン
  • 流行が始まって半年以上かかる
  • 第1波に間に合わない
  • プレパンデミックワクチン
  • 重症化と全身感染を阻止
  • 感染は阻止できない
  • 70%の国民に接種すると、パンデミックを阻止できる
  • 誰から接種するか →社会機能維持に必要な職種、ハイリスク者(10代・20代)
  • 2回接種、その後2週間で免疫できる →流行が始まってからでは間に合わない

2009年2月14日土曜日

日本を代表する医学統計家 大橋靖雄教授のセミナー

日本を代表する医学統計家である大橋靖雄教授のセミナーに参加しました。

大橋教授は、東大工学部卒で、36歳の若さで東大医学部の教授になられ、現在もされておられます。
さらに、臨床試験支援事業やメディカルラティングのNPOなどもされておられます。

医学統計学の話は、自分の理解が浅いためか、いつ聴いても新鮮です。
統計の話は一回では到底理解できず、何回も何回も聴いて頭に染み込ませるのがよい気がします。

大橋先生の講義は2回目ですが、わかりやすかったです。

今回学ぶことができたことは、

ハザード
起きていないイベントが新たに起きるスピード
単位時間当たりの新たなイベント発生

オッズ比=ハザード比=相対危険のとき
比例ハザード性が保たれているとき
すなわち、ハザードがほぼ一定で、十分小さいとき

生存時間解析でのp値はどの時点のものか?
すべてのイベント発生時点の平均

生存時間解析でのp値とハザード比は別に算出されたものか?
p値は、ログランク検定
ハザード比は、ログランク検定から間接的に求めるか、Cox回帰で推定し、両者はほぼ等しい

ログランク検定
比例ハザード性が一定のときによい検定方法

NNT(Number-needed-to-treat)
1人もしくは1回のイベントを救うのに必要な対象者の数

2009年2月12日木曜日

子宮頚癌ワクチン

Hibワクチンのついてに、ワクチンの話をもう1つ。
精進すれば大迫力!: Hibワクチンで髄膜炎予防

20~30代の女性のがん死亡原因の1位は子宮頚癌です。
子宮頚癌の原因は、ヒトパピローマウィルス(HPV)の性行為感染であり、HPVに対するワクチンが世界中ですでに用いられています。
このワクチンはHPV感染前に接種しなければならないので、12~14歳の女子に接種します。

しかし、例によって日本ではまだ承認もされていません。
とりあえず自費でもいいから、使用できるようになってほしいです。

それにしても、ワクチンで癌が予防できるって素晴らしいことですね。

2009年2月11日水曜日

新しいプリンタ買いました(PIXUS MP630)

キャノンPIXUS 950i以来5年前ぶりにプリンタを買いました。
これが今までお世話になったPIXUS 950iです。


これがこれからお世話になるPIXUS MP630です。
19600円でした。
今までのものの2倍の体積があります。


PIXUS 950iでは、紙を立てて給紙するシステムだったので、要らない裏が白紙の紙を使っていました。
しかし、PIXUS MP630では、両面印刷が可能なので、両面白紙の印刷紙を使うことにしました。

また、印刷だけでなく、スキャンしてPDFとして使用できます。
何をPDFにして、何を紙媒体でとっておくかを考える必要が出てきそうです。

2009年2月10日火曜日

依頼原稿:「誰を知っているか」よりも「誰に知られているか」

昨年11月にも依頼原稿を1つ書きましたが、本日もう1つ仕上げました。
精進すれば大迫力!: 依頼原稿が1週間遅れで完成!

医者になって、これで4つ目です。

こういう依頼が来て実感するのは、「誰を知っているか」よりも「誰に知られているか」が重要ということ。
このことは、レバレッジシリーズの本田直之さんが「レバレッジ人脈術」で書いていました。

いいものを書いてくれそう、と知られているからこそ依頼が来る。
1つ1つ手を抜かず、ベストなものを出してゆきたいです。

2009年2月8日日曜日

Hibワクチンで髄膜炎予防

娘がHibワクチンを接種しました。
Hibワクチンは、ヘモフィルス属インフルエンザb型菌(Hib)に対するワクチンです。
2008年12月19日に発売されたばかりです。

乳幼児の細菌性髄膜炎の原因菌で、接種によりHib罹患率が1/100に減少します。
日本では年間600人がHib髄膜炎に罹患し、その20%の120人に後遺症が残ります。
5歳以上は罹患しません。

料金は1回8500円ほどです。
公費負担による接種をしてほしいところです。

2009年2月4日水曜日

いろんなものを落とす日

いろんなものを落とす日というのがあります。

今日は、前医から借りてきた病理のスライドガラスを落として、それを椅子の車輪でひいて割ってしまいました。
詫び状を書かなくてはならず、そんなことに時間を割かなくてはならなくなります。

スライドガラスを落としたら、動かずに拾い上げるのがよいです。

それで「落とす」ことに意識が向かい、いろんなものを「落してしまう」ことになります。
これも一種のカラーバス効果なのでしょう。
精進すれば大迫力!: いいアイデアを得て実現するための「考具」(加藤昌治)

一休みして、気分転換をするのがよいと思います。