日本を代表する医学統計家である大橋靖雄教授のセミナーに参加しました。
大橋教授は、東大工学部卒で、36歳の若さで東大医学部の教授になられ、現在もされておられます。
さらに、臨床試験支援事業やメディカルラティングのNPOなどもされておられます。
医学統計学の話は、自分の理解が浅いためか、いつ聴いても新鮮です。
統計の話は一回では到底理解できず、何回も何回も聴いて頭に染み込ませるのがよい気がします。
大橋先生の講義は2回目ですが、わかりやすかったです。
今回学ぶことができたことは、
ハザード
起きていないイベントが新たに起きるスピード
単位時間当たりの新たなイベント発生
オッズ比=ハザード比=相対危険のとき
比例ハザード性が保たれているとき
すなわち、ハザードがほぼ一定で、十分小さいとき
生存時間解析でのp値はどの時点のものか?
すべてのイベント発生時点の平均
生存時間解析でのp値とハザード比は別に算出されたものか?
p値は、ログランク検定
ハザード比は、ログランク検定から間接的に求めるか、Cox回帰で推定し、両者はほぼ等しい
ログランク検定
比例ハザード性が一定のときによい検定方法
NNT(Number-needed-to-treat)
1人もしくは1回のイベントを救うのに必要な対象者の数
2009年2月14日土曜日
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