2008年12月5日金曜日

いいアイデアを得て実現するための「考具」(加藤昌治)

ビジネス書その2


考具―考えるための道具、持っていますか?

1年前に読んだ本です。

アイデアの定義に目から鱗が落ちました。
アイデアは0から1を生み出すことではない、のです。

つまり、いいアイデアを出すには、既存のアイデアをいっぱい知っていた方がよいということです。

<アイデア>

・定義
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
アイデアは企画の素

・量が質を生む
既存のアイデアはたくさん知っておいた方が有利
下らないことでも紙に書く
ポストイットの活用
ちょいメモ: 頭の中にあるものを外に出す作業(Enterキーを押すようなもの)、カラフルに
アイデアマラソン: 自分が生み出したアイデアをノートに書いてゆくだけ
 通し番号、マラソンをスタートした日からのギャップを計算

・右脳を使う
ちょっと違うだけでも、1つの立派なアイデア
ポストイットにネタ素を書き出している最中にいいことを思いついたら、即そっちに取りかかる

・読書:世の中の情報を凝縮したもの
誰かが必死になって研究してきた成果をその何百分の一の時間で取り込むことができる
読書することは、疑似体験すること
読書の定義を変える: 1冊の本で意味のある重要な部分は、たったの4~11%
単行本は1日200冊刊行、雑誌は4500種類ある
フォトリーディング

<企画>

・定義
企画とは、アイデアをフィージビリティスタディしたもの
フィージビリティスタディ=実現可能性を確認、裏取り

企画書は、読んだ人がビジュアライズできるかどうかが重要
絵にならないものは、企画として成立しない
見栄えに時間を費やさない

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