2009年7月26日日曜日

事業開業に挑戦することにしました『「無税」入門』(只野範男)

ビジネス書その2


「無税」入門―私の「無税人生」を完全公開しよう

橘玲(たちばな あきら)の本で紹介されていた本です。
マイクロ法人化しよう!「貧乏はお金持ち」(橘玲)

115ページある本ですが、内容に重複が多く、重複を除くと20ページほどになるんじゃないかと思います。
と言っても1200円の価値がないかと言うとそうではありません。
僕としては税負担を減らすとても可能性のある方法を教えてもらいました。

この怪しい名前の著者は、合法的に37年間所得税+住民税を払っていません。
合計で900万円分を浮かしているそうです。

そのポイントは、
・ 副収入を雑所得でなく、事業所得にする
・ 事業所得では家賃、電話・電気・水道代などが必要経費とできる
・ 事業所得は総合課税で、給与所得との損益通算ができる
・ 事業所得が赤字であれば、給与所得との損益通算により、給与所得にかかる税金が減額

事業所得とは、「対価を得て、継続的に行い、営利性、有償性があり、社会通念上、事業と認められるもの」だそうですが、納税者の認識で決められるそうです。
赤字か黒字かも関係ないようです。
また、事業所得と確定申告し、税務署が雑所得と判断しても、脱税ではなく、「認識と見解の相違」なので、ペナルティはないそうです。

最後の方に、橘玲の批判が書かれています。
橘玲の言う「サラリーマンのマイクロ法人化」はごく一部のサラリーマンにしか現実的ではないとの主張です。
TVのアナウンサーでもフリーになるのは、人気・実力のある人ばかりです。

そこで、マイクロ法人はいずれ立ち上げるとして、その前に事業開業に挑戦することにしました。
医学情報の執筆、講演を事業にしてみようと思います。
乞う、ご期待!

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