2009年7月20日月曜日

東京都の最西端「兜屋旅館」(東京都檜原村)


東京都檜原村にある兜屋旅館に2泊してきました。

JR武蔵五日市駅から西東京バスで1時間、山梨県との県境近くのれっきとした東京都内です。
バスからも兜屋造りという合掌造りの一種が散見されます。
山梨の文化圏に入るのだと思います。

兜屋旅館は、西東京バス数馬行の終点からさらに10分歩きます。
看板がでかく、さらに兜屋造りの家もでかかったです。
はるばる来た、という感じです。

もともとの兜屋造りの建物が「本館」で、その横に真新しい「新館」があります。
本館は1泊1.2万円ですが、新館はその倍ぐらいします。
家族経営の旅館だと思います。

今回は、兜屋造りに泊まりたいのもあり、本館に2泊しました。
木造4階建てですが、宿泊施設になっているのは2階までのようです。
2階は、天井がすごく低いです。
通された1階の部屋は、客間2つをつけて1部屋にした感じで、廊下の音が丸聞こえです。

料理は、山菜料理がメインです。
ヤマメなどの川魚や猪料理もあります。
保存食という意味合いもあるのだと思いますが、基本的にちょっと塩辛めです。
2泊目の朝は、餅つきがあり、できたてのおもちを頂きました。

お風呂は温泉ではないようですが、新しく清潔で気持ちよいです。
建物も常に掃除が行き届いており、ピカピカです。

客は、外国人の割合が比較的高いのに驚きました。
東京の外国人に「日本の田舎」を味わってもらうのにちょうどよいのかも知れません。

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