2008年5月18日日曜日

理系のための人生設計ガイド (坪田一男)

研究・英文論文


理系のための人生設計ガイド (ブルーバックス 1596)

慶応大学眼科教授の坪田一男先生の最新刊です。

理系のための研究生活ガイド―テーマの選び方から留学の手続きまで (ブルーバックス)では、研究について重点が置かれて書かれています。

その続編と思われる今回の「人生設計ガイド」では、経済的自立、教授になるために、会社の必要性などについて書かれています。
まさに医師や研究者のための「人生設計ガイド」で、これも僕のバイブルにします。

印象に残ったのは、
  • 経済的自立のための3つの方法
  1. 本を書いて、著作権料
  2. 講演をして、講演料(相場は時給10~20万円)
  3. 金融商品
  • 科研費申請で重要なこと
  1. 過去の業績
  2. 申請書がカラーの図入り
  • 国際秘書を雇う
  • 教授選のポイント
  1. 高い業績: 論文、パテント、教育実績、臨床実績
  2. 海外で高い評価
  3. 多くの科研費
  4. 他の教授・先輩から評価
  5. プレゼンがうまい
  • 業績があれば、道は開かれる
  • アメリカでは、医学部教授クラスの多数はMBAホルダー
  • 実力×表現力=社会での評価
  • 必要なインフラ
  1. 会社
  2. 学会、研究会
  3. NPO法人
  4. クリニック
僕の場合は、
  • 業績をさらに向上
  • 科研費も、来年からはトライ
  • 人とのネットワーク
  • 経済的自立をまじめに考える
  • 会社設立はいずれ必要になるので、その準備
マインドマップも描きました。

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