これから論文を書く若者のために 大改訂増補版
略して「これ論」。
2006年に 大改訂増補版が出ましたが、2005年からその前の版のものを使っています。
よって、ここでの感想は、その前の版についてです。
この本は、科学論文を書くためのバイブルです。
著者の専門は植物の進化生態学で、この本の例文は植物とベガルタ仙台に関するものです。
論文作成の前段階:
- 論文をなぜ書くのか?
- なぜ英語で書くのか?
- 学会発表だけじゃ駄目なのか?
- 今の研究成果で書くのか、もう少し質を高めて書くのか?
- どの雑誌に出すのか?
- タイトルの付け方は?
- イントロの書き方は?
- 下手な英文の実害は?
- 論文を書く順は?
- 「一旦リジェクト」のとき、同じ雑誌に投稿すべきか?
- 誰のために書くのか?
- わかりやすい論文の書き方は?
- つまらない論文とは?
無理だと思って投稿しても、リジェクトされると少し落ち込むものです。
でも、この本のおかげで、リジェクトにめげずに再投稿しようという気になります。
何本も論文を書いた人でも、読んで損はないと思います。
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