2009年10月25日日曜日

負けの99%は自滅「負けない技術」(桜井章一)

負けない技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」 (講談社プラスアルファ新書)
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著者は、「雀鬼」と言われ、20年間代打ちで無敗を誇った方です。
代打ちとは、大きな組織や会社の権利・大金を賭けて行う麻雀において、代理で麻雀を行うことです。
代打ちは負ければ「次がない」ので、本当の真剣勝負だったのです。

精神論の本です。
「勝ちにいくのではなく、負けないことが大事」というテーマで、勝負師を極めてゆくとこんな心境になるのかと感心しました。

負けることの99%は自滅
勝ちを求める人は、その動機や行動に自滅の要素を孕んでいる

ビギナーズラックは、難しく考えないことから来る
勝負は複雑にすればするほど負けに近づく

チャンスは運は風のように動いて、ほんの一瞬自分にくっつく

勝負に強い人、負けない人は、緊迫した場面でもリラックスしている
負けない人は、手の内を明かしても、その弱いところで戦える強さをもっている

固定観念をその都度消し去り「感ずる」ことを大切にしている人は変化に強い

得意技を磨くより、不得意を克服したほうがよい

和を乱す人は、「存在力」が弱い

真剣勝負に怒りの感情はマイナス
怒りは、被害者意識から来る
自分の中に加害者意識をもつ

チャンスと勝負所は別物
勝負所は、ピンチ中のピンチ、圧倒的に不利な状況のときに訪れる
負けない人は、勝負所に非常に強い

ミスをしたおもしろさを感じられるようになったとき、そのミスが生きる

普段から緊迫感の中に身をおく

勝負の中では、「この辺でいいか」と思った時のもうひと踏ん張りが大切

守るでなく、受ける

敵も味方

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