2009年12月13日日曜日

学会発表における個人の成長

国内の学会発表における個人の成長を下記のように,今は考えています.

まずは,「発表者」として,
ポスター 
→ 口演 
→ パネルディスカッション,ワークショップ
と上がっていくのが順当なのではないでしょうか.
医者においては,20代後半~30代後半です.

その後は,「座長」として,
ポスター 
→ 口演 
→ パネルディスカッション,ワークショップ
と同じルートを螺旋階段のように上がります.
30代後半~40代後半です.

「座長」時代の後半になると,「特別講演,教育講演の演者・座長」になります.
この頃になると,「自分は~~をしてきた人」だというアイデンティティが内外ともに確立しているのだと思います.
40代後半~50代後半です.

その次は,「学会の会長」でしょうか.

そして,学会すごろくの上がりは「会長講演の座長」です.
この頃になると,若手から見ると「雲の上の存在」もしくは「何をしてきた人かよくわからない老人」になっていると思います.

自分は今,発表者のパネル・ワークショップのあたりです.
面白いことに,一度すごろくを進んでしまうと,後には戻れないということ.
僕も今,ポスター発表となるとパッションがもたないです.

ただし,上記は国内の学会発表についてです.
海外の学会は,未経験で何とも言えません.

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