J-REIT(日本版不動産投資信託)最新格付けデータブック―全41銘柄徹底分析
J-REIT(日本版不動産投資信託)の四季報とも言えるなかなかよい本です。
いつの間にかJ-REITは、さまざまな投資法人が上場していたので、J-REITの基本と現在上場されている各銘柄でどれがよいかを勉強するために購入しました。
精進すれば大迫力!: 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 (橘 玲)
で紹介した本に面白い話が載っていました。
「炭鉱の町にタローとジローが住んでいました。
2人の資産はマイホームのみで、ともに時価1500万円。
タローは、自宅を売却し、年60万円の賃貸に住み替え。1500万円でREITを購入し、年60万円の配当(1500万円×4%)を得て、それで家賃を支払う。
ジローはそのままマイホームを所有。
その後、その炭鉱の町は、財政再建団体に指定され、地価は暴落。
ジローは、職を失えば、自己破産するしかない苦境に追い込まれた。
タローは、マイホームを都心の優良オフィスビルに差し替えていたので、むしろ資産は2倍になっていた。」
この本では、☆1つ~5つですぐわかるように評価がしてあります。
今、J-REITはかなり下がっているので、狙っています。
個人的に狙っているのは、①ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)と②日本プライムリアルティ投資法人(8955)です。
この本を読むまで知らなかったこと
増資
- J-REITの成長には欠かせないもの
- 「借入金の返済」と「物件の追加取得」のために行う
- 利益が増えないと投資家に分配する利益が希薄化(ダイリューション)する
- ポートフォリオの経常的な資金収支を示す
- 不動産の収益性の指標
- (不動産賃貸収益+減価償却費)÷取得価格
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