偉人であることは知ってはいましたが、どういう業績を挙げた人なのかほとんど知りませんでした。
医学部の授業でも、野口英世が出てくることはまったくと言っていいほどありません。
黄熱病の病原菌を発見したが、それが間違っていたという負のイメージが強かったのですが、偉大な業績を挙げています。
細菌学者としての主な仕事は、「梅毒スピロヘータ」関係です。
- 純粋培養の成功
- 精神症状を呈する進行麻痺と梅毒との関連の証明
- 脊髄症状を呈する脊髄ろうと梅毒との関連の証明
しかし、何と言っても、一番のすごさは、今から100年以上前に東洋からアメリカに出て、そこで業績を挙げ、3回もノーベル賞候補になっていることだと思います。
実物大の写真がありましたが、伸長は150cm代で小柄です。
しかし、顔つきにはそこはかとない「意志の強さ」を感じました。
医学部教育でも、野口英世を含めた日本の医学者のことをちゃんと教えるべきだと強く感じた次第です。
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