2010年1月5日火曜日

スターを取るための「どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座」(小宮一慶)

どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
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ベストセラーを何冊も出されている小宮一慶(かずよし)さんの「時間管理」についての本です.
著者が言いたい内容はシンプルで,1時間ぐらいで読み終えることができます.

最近,「~~力」という本がはやっています.
この本が他の時間管理本と差別化していると思うのは,「スターの時間」についてだと思います.
「スターの時間」は,おそらくスーパーマリオでスターを取ると一定時間無敵になることに由来していると思っています.

「スターの時間」とは,僕のイメージでは「時を忘れて熱中する時間」です.
「スターの時間」,確かに経験します.
理解がぐんぐん進んだり,よい解決策を思いついたり,論文がどんどん書けたり,とインプットやアウトプットの質と量が格段によくなる時間をよく体験します.

著者は,「スターの時間」を得るためには「精神的自由度が高さ」が重要としています.
さらに,精神的自由度を高めるためには「徹底した仕事をし続ける」必要があると言います.
この論理は,よくわかりませんでした.

でも,自分がどのような状態のときに「スターの時間」を得られるかを知ることは,創造的な仕事をする上で必須ですね.
分析してみようと思います.
深夜が多い気はします.

年収が低い方が残業している
「残業している自分が好き」

仕事は,どれだけの長さ働くかではなく,限られた時間のなかでどれだけいいアウトプットが出せるか
「やる気のある時間」をどれだけ持てたか

時間力の基本 「時間をコントロール」
1. 時間の把握
2. やることの把握
3. メリハリ

自由度が高く,やる気が高い時間をいかに増やすか
ひらめきを生める時間をどれだけ持てるか
パフォーマンスの高まる時間帯を最大活用できるようにセッティング

「スターの時間」 本当に創造的な時間
1. 脳の状態が前向き
2. 自由
3. 目的,目標がある

読書の目的
1. 情報を得る
2. 論理的思考力を高める 「メモリを増やす」

アウトプット力
起承転結よりバリューとインパクト 読者にとって価値があるかどうか
意味でなく「意識」を伝える
自分が感動していること以外は,聞き手には伝わりません

パーキンソンの第一法則
仕事の量は,完成のために与えられた時間を満たすまで膨張する

物理的には忙しくても,精神的自由度を常に持ち,かつ,徹底した仕事をし続けている
精神的自由度が高いときに,「スターの時間」がやってくる

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