2010年1月12日火曜日

医者・研究者こそ必須「パーソナル・マーケティング」(本田直之)

パーソナル・マーケティング
パーソナル・マーケティング
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-11-19
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1年ぶりに本田直之さんの本を読んでみました.

レバレッジ・シリーズと称される本は下記+「人脈術」を読んできました.
引き続いて熱中して読んだ「レバレッジ・リーディング」(本田直之)
モチベーションが上がった「レバレッジ勉強法」(本田直之)
レバレッジ時間術(本田直之)

さっと読めますが,暗黙知が的確に形式知として書かれていて,本田直之健在という印象です.

読んで思ったのは,医者・研究者こそパーソナル・マーケティングが必須だということ.
医者・研究者は,スキルや過去の業績で評価されます.
それらをストーリーベースで体系化し,他者と差別化することにより,ブランドとなります.

また,論文を書くときも,誰の役に立つのかという視点で書く必要があります.
さらに,出版された論文のプロモーションも必要です.

「自分の市場価値を高める人」=マーケティング思考
客観的に見た強みは?
誰の役に立つのか?

「思うように評価されない人」=職人的思考
頑張って作ったから,あとは勝手に売れるはずだ

ニーズとシーズのマッチング

パーソナル・マーケティングは,パーソナル・ブランディングの上位概念
① 自分の強みをはっきりさせる
② 「それは誰に役立つのか」を徹底的に考える
③ さまざまな要素を体系立てて組み立てる

パーソナル・マーケティングの基本フレームワーク
プロフィール(経歴),スキル(技能) 
→ ニーズ(誰の役に立つのか) 
→ ロジック(体系化,再現性) 
→ オリジナリティ(差別化) 
→ コンテンツ (プロフィールやスキルを人に伝わりやすいかたちにする) 
→ プロモーション(いかに届けるか) 
→ パーソナル・ブランド 
→ クレディビリティ(信用)

キャリアアップよりもプロフィールアップ
ストーリーベースのプロフィール
・ 仕事の実績
・ ライフスタイル
・ 持っている資格
相手にどんなイメージを持って欲しいのか
「1本の映画を撮るように,人生をプロデュースしなさい」(イネス・リグロン)
強み=人に教えられることをもっていること
強みは掛け算
キャリア・ミックス

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