「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト (光文社新書) | |
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意識していませんでしたが,今までの本は全て読んでいます.
ブログもチェックしているし,この著者好きなんですね.
はじめての課長の教科書(酒井 穣)
あたらしい戦略の教科書(酒井穣)
アルターエゴ形成のための「英会話ヒトリゴト学習法」(酒井穣)
今回は,人材育成の話です.
やはり,今回も当たりで,「教科書」として手元に残したい本です.
医者の世界も,僕が研修医だった頃は,医師免許を取ったとたん突然現場に放り出されました.
それが,OJTと言える研修医生活でした.
まさに,「現場への放置」でした.
この本を読んで,僕がいる小さな組織に足りないものがたくさんあることに気づきました.
・ ミッション(企業理念)
・ 経験をデザインする人材育成
・ 対話
・ 「屋根瓦式」医師育成
まだまだ下っ端ですが,これらを作り出す方向へもっていきたいです.
「どういう人とチームを組むかが,ある人の成長の重要な部分を決めてしまう」
とても恐ろしいことですが,確かにそう思います.
「誰と仕事をするか」とても重要です.
印象に残った部分
人材育成の目的: 企業理念の浸透
能力の成長には適度な居心地の悪さが必要
積極的学習者10%,消極的学習者60%,学習拒否者30%
対話: 自由な雰囲気+真剣な中身
人間の成長の70%までもが経験による
修羅場の経験
勝ち癖を付けるバックワード・チェイニング
実際の企業においては,1人の人間が教師性と生徒性を同時にもっている
聖路加病院の医師育成「屋根瓦式」
母校として誇りに思える企業かどうか
人間は自分のアウトプットを自分で確認しながら,即興的に思考の向かう先を深めていく
どういう人とチームを組むかが,ある人の成長の重要な部分を決めてしまう
脱皮できない蛇は滅びる(ニーチェ)
1 件のコメント:
こんにちは。酒井です。拙著のお買い上げ、誠にありがとうございます。また、とても嬉しいコメントをありがとうございます。ブログまで読んでいただいているとは、恐縮です。
本書の内容が、現場の改善に少しでもお役に立てれば幸いです。今後とも、よろしくお願いします!
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