2008年4月30日水曜日

理系のための楽しい研究生活 (坪田一男)

慶応大学眼科教授の坪田一男先生の「理系のための楽しい研究生活」を読みました。
以前読んだ理系のための研究生活ガイド―テーマの選び方から留学の手続きまで (ブルーバックス)が刺激的で、それ以来この先生に興味をもっています。

研究・英文論文


理系のための楽しい研究生活

1996年から2005年までの研究生活について、「あたらしい眼科」という雑誌に連載されたものをまとめた本です。
各年の最初のページに、「今年の10大ニュース」の予想と結果(達成率)が載っていて、面白い。

印象に残っているのは、
  • ごきげんに生きる
  • 思ったことが人生で起きる
  • 疾患の本質・疾患特有なものを追求するのが、ナウい研究
  • 研究の4つの要素:①アイデア、②人、③研究費、④技術
  • 論文は、10編書いてみる → 量が質を生む
  • 日本語論文は、啓発活動
  • 若いときほど秘書を探そう
  • チーム作り
  • 講演のうまい人は、①内容に対する情熱があり、②内容がフォーカスされていて、③自分のスタイルをもっている
  • 講演の評価は、「能力」×「表現係数」
僕も「You will become what you think about.」と思っていて、「思ったことが人生で起きる」には強く同感。
何とか秘書を雇えないか画策中です。

マインドマップも描きました。

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