社会・歴史・世界情勢
天皇の金塊とヒロシマ原爆
どこまでが真実かわからない本です。
著者と親交が深かったというスパイのベラスコからの発言を主な証拠としており、説得力に乏しいことが否めません。
しかし、世界は国を超えたフレームで動いている(かも知れない)という点では、面白い本でありました。
キリスト教徒でもないのに教会で結婚式をしたり、科学分野での国際言語が英語だったりするのも、秘密結社の戦略によるのかもしれないと、勘ぐってしまいます。
著者の主張は、
秘密結社
・ 最終目標は、世界連邦政府の実現であり、民族自決を許さない
・ アメリカは今もイギリスの一番の手下
・ 秘密結社は、戦争の両陣営に資金を供給する =分割闘争管理方式
原爆
・ 原爆は、戦争事業主である秘密結社の私物
・ 広島に落とされた原爆は、ナチスドイツ製
・ 日本への原爆投下は1943年の時点で決まっており、最初からドイツなどへ投下するつもりはなかった
天皇の金塊(=金の百合)
・ 天皇の金塊が熟するまで、日本に降伏をさせない
略奪は日本軍にさせ、それを横取りする
・ 秘密結社によって、天皇の金塊は巧妙に横領された
・ 天皇の金塊によって、戦後日本経済は飛躍
・ ブレトンウッズ協定は、天皇の金塊を国際協定を使って運用する制度
ただし、同じことが繰り返されていたり、まとまりがなかったりと本としては読者をイラつかせるところが多かったです。
2009年1月4日日曜日
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