2008年8月15日金曜日

「電通鬼十則」は研究にも通じる!

現在、日経新聞の「私の履歴書」は、電通最高顧問の成田豊さんが執筆されています。
毎日、ワクワクしながら読んでいます。
その話の中に、電通4代目社長の吉田秀雄が出てきます。

以前、日本話し方センターの2日間集中コースに参加したときに、なぜか最後の最後に「電通鬼十則」を皆で唱えたのを思い出しました。
その「電通鬼十則」をつくったのが、吉田秀雄です。

精進すれば大迫力!: 日本話し方センター 2日間集中コース 1日目
精進すれば大迫力!: 日本話し方センター 2日間集中コース 2日目
精進すれば大迫力!: 日本話し方センター 2日間集中コース 追加

電通鬼十則とは、

一、 仕事は、自ら創るべきで与えられるべきではない。
二、 仕事とは、先手先手と働きかけてゆくことで、受身でやるものではない。
三、 大きな仕事と取り組め、小さな仕事は己を小さくする
四、 難しい仕事を狙え。そしてこれをなし遂げるところに進歩がある。
五、 取り組んだら放すな。殺されても放すな。目的完遂まで。
六、 周囲をひきずりまわせ。ひきずるのと、ひきずられるのとでは、長い間に天地のひらきが出来る。
七、 計画をもて。
 長期の計画をもっていれば忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生まれる。
八、 自信をもて。
 自信がないから君の仕事には、迫力も粘りもそして厚味すらない。
九、 頭は常に全回転、八方に気を配って一分のすきもあたえてはならない。サービスとはそのようなものだ。
十、 摩擦をおそれるな。まさつは進歩の母、積極の肥料だ。でないと、君は卑屈未練になる。

そのときは、深く考えずに棒読みをしていました。
しかし、一字一句打ち込みながら味わうといいことが書いてあったのですね。

読んでみて、研究も同じ!だと思いました。
先手先手に大きな難しい仕事を自ら創り、取り組んだら目的完遂まで放さない。
計画をもって、自信をもって、頭を使って、周囲との摩擦を恐れない。

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